Kazukingのおハゲ日記

Kazukingです!ここ数年で加速している薄毛を改善するための記録日記です。

フィナステリドとは

 

みなさんどーも!

Kazuking です!

 

今日はフィナステリドについてお話ししようと思います。

 

フィナステリドとはAGA(男性型脱毛症)の進行を抑え、髪の毛が生え変わる周期(ヘアサイクル)を正常な状態へ戻すためのAGA治療薬です。AGAとはこのサイクルが短くなって太く長い毛に育たなくなってしまうのです。みなさんもうご存知ですよね。

 

フィナステリドを含むAGA治療薬の代表として「プロペシア」があります。このプロペシア特許権存続期間満了後(2015年)からジェネリック医薬品が次々と販売されるようになり、現在ではプロペシアジェネリック医薬品として「フィナステリド錠」と呼ばれるAGA治療薬が処方されることもあります。


フィナステリドの効果とは

AGAの発症には男性ホルモンの一種である「テストステロン」と、前頭部から頭頂部に存在する体内の還元酵素「Ⅱ型5αリダクターゼ」が主に影響すると考えられています。

テストステロンはⅡ型5αリダクターゼによってDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる、より強力な男性ホルモンに変化します。このDHTには通常2〜6年あるヘアサイクルの成長期を極端に短縮してしまう作用があるため、髪の毛が成長する前に抜け落ちてしまい薄毛が進行すると考えられています。

フィナステリドには、このⅡ型5αリダクターゼを阻害する働きがあります。この働きによってテストステロンがDHTに変化されることを防ぎ、DHTによって短縮されたヘアサイクルを正常な状態に戻すことができます。ヘアサイクルが元に戻ることで髪の毛も太く長く成長できるようになるため、薄毛になっていた部分が回復していきます。

 

フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用には性欲減退や勃起機能障害(ED)などの男性機能低下、肝機能障害などが挙げられます。しかしEDなどの副作用に関しては発生率は1%ほどとなっており、危険性は低いといわれています。ただし、副作用が現れる可能性はゼロではありませんので服用後に異常を感じた場合は、使用を中止した方が良いと思います。

 

フィナステリド服用の注意点

フィナステリドを服用する際は、用法用量を守って服用してください。もし服用を忘れてしまったとしても、2回分を同時に服用することは薬剤の濃度が上がってしまうことが考えられるため避けましょう。また、フィナステリドの効果が現れるまでには通常3カ月から6カ月程度かかるとされていますので、その間は服用を止めず継続する必要があります。

 

プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルの違い

プロペシアミノキシジルは同じAGA治療薬でも効能に違いがあります。主な薬効として、ミノキシジルは“ヘアサイクルの成長期を延長させる”ことで発毛を促す働きがあります。一方でプロペシアは“Ⅱ型5αリダクターゼの働きを阻害する”ことでヘアサイクルを正常に戻す働きを持っています。

このようにミノキシジルが主に「発毛を促す」作用を持つのに対しプロペシアは「薄毛の進行を防ぐ」作用を持っているため、現在ではミノキシジルプロペシアを併用した治療が標準的な治療となっています。

 

次回はミノキシジルについてお話ししようと思います。

 

ではまた!